地元の海で散骨できてよかった。
父の仕事場から母の眠る海が見えるそうです。
今回、55歳で亡くなった母の遺骨を、私たちの住む山口県岩国の海に散骨しました。
母は幼い頃から病気がちで、ここ数年は在宅で療養する日々がつづいていました。
生前から「私が死んだらお葬式もしなくていい、家族だけで見送って、最期は海に散骨して欲しい」といわれていまして、そうした希望をエンディングノートにまとめて、しっかりと私と父に託していたのです。
母が亡くなった時、私と父だけで家族葬をして、散骨のことを葬儀屋さんに相談したところ、紹介されたのが「ゆたかに粉骨」でした。
地元の海に散骨ができるそうなので、私は迷わず相談。
すると、すぐに岩国の海での散骨の手配に応じてもらえるとのこと。
しかし、散骨は珍しい弔い方ですし、先祖のお墓もあるので、親戚にも反対される可能性がありました。
母はそうしたことを見越して、エンディングノートをまとめてくれていたのだと思います。
私は母のエンディングノートをコピーして、それを親戚への手紙に入れました。
そこには母から親戚に向けて、「私の願いだから誰も責めないで」という言葉があり、だれにも反対されずに散骨を行うことができました。
散骨当日は「ゆたかに粉骨」のスタッフの方と岩国港で待ち合わせをしたところ、散骨ができるように母の遺骨を粉骨にしたものと、お花と献酒用のお酒を準備してくださっていました。
とても天気のいい日で、岩国の街が見える沖合で、母の遺骨を海に沈めました。
散骨は初めての経験でしたが、テレビなどでも見たことがありましたし、まだにイメージ通りの散骨になったという感じです。
お父さんは母が海に沈んでしまって少し寂しかったようですが、次の日に「父さんの仕事場からお母さんのいる海が見えるよ!」と私にLINEで報告してくれました。
きっと海から母も父や私を見守ってくれているでしょう。
自分が死んでからのこともしっかり考えていた母、本当にカッコいい母だなと誇りに思います。
▼【担当】宮永 お電話で「粉骨の件」とおっしゃってください!
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