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はじめまして。
『ゆたかに粉骨』を運営するアドマイヤー株式会社の宮永 遼（みやなが りょう）と申します。

だれにでも死は平等に訪れます。
そのとき、できるだけ家族に迷惑をかけないようにと思うのは、自然なことではないでしょうか。

お金をかければいいというわけではないと思います。

私も『ゆたかに粉骨』を立ち上げるまで、供養の意味や方法について真剣に考えたことはありませんでした。

自分から近い関係性にあるご親族が亡くなられたとき、はじめて『遺骨の供養』にきちんと向き合う。

おそらく、そういう方が多いのではないかと思います。

遺骨の供養といえば、やはりお墓への埋葬を想像される方が多いと思います。

埋葬の歴史はとても古く、一部の例外をのぞけば古墳時代以前から江戸時代まで土葬（火葬なし）が主流でした。

「火葬をして遺骨を埋葬する」供養が本格化したのは明治時代からです。

日本は国土の小さい国。
埋葬できる場所には限界があります。

遺体をそのままの状態で埋葬し続けていくと、いずれ埋葬できる土地がなくなります。

その問題を解消するため、より小さなスペースで供養ができる火葬が定着しました。

しかし、少子高齢化の日本は、言い換えれば少産多死社会。

それでもお墓は足りなくなってきています。

「高額なお墓の費用（相場100～200万円）を用意することができない・・・」

「自宅で手元供養をしたいけど十分なスペースが取れない・・・」

「先祖のお墓が自宅から遠く離れた場所にあり、墓参りに行くのが難しい・・・」

このような例は枚挙にいとまがありません。

その大きな原因となっている『場所』と『費用』の問題を解決する手段として、私たちは粉骨サービスを立ち上げました。

すでにお墓が立てられていたとしても、納骨できるスペースには限りがあります。

そこに空きがなければそれ以上は納骨できません。

より費用を抑えた供養方法として納骨堂や樹木葬を検討されている方もいらっしゃると思いますが、こちらも納骨できる数やスペースに限りがあります。

私たちは、こうした事情を解消するために、粉骨サービスをスタートすることにしました。

粉骨により遺骨のサイズを小さくすることができれば、場所の問題を解決し、それに伴って費用も抑えることが可能だからです。

また、故人が散骨を希望されていたとしても、火葬後の遺骨をそのまま自然に還すことは法律上認められていません。

散骨にはルールがあり、その前提となるのが『遺骨をパウダー状になるまで粉骨すること』です。

遺骨を砕くことに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、私たちは粉骨も火葬と同じように故人を弔うための供養方法のひとつだと考えています。

多様化する故人や遺族のご希望に答えたい。
供養の選択肢をひとつでも多く持っていただきたい。

それが、私たち『ゆたかに粉骨』の願いです。

ゆたかに粉骨提携の和尚

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