典礼会館って高いって本当？評判や利用者の本音を知るにはどうしたらいい？

見積もりにないものが説明もなしに請求書に加算されているということが事実とすれば、典礼会館に限らず、良い会社といえないと思います。

特に葬儀というのは直前に、あわただしい状況の中において決めなければなりません。実際、きちんと説明していても後になって「聞いてない」といわれるお客様もいらっしゃいます。

ただ、特に料金の加算ということにおいては、必ず説明や金額の明示、了承を得るのが葬儀に限らず最低限の商売上のマナーだと思います。

もし、疑心暗鬼になられているのであれば、他の葬儀社も検討しておきましょう。

一概に問題のある葬儀社とは言えませんが、ご質問内容を見る限りトラブルになりかねない対応をしているなという印象を持ちました。

「サービス料」については、サービス料の内容を具体的に説明する義務が葬儀社にはありますし、祭壇料が見積時に含まれていないのは業界経験者としては不自然に感じます。

実際に見積依頼をしてスタッフの対応や料金提示が適切かを確認して決めるか、もしくは始めから他社に見積を依頼した方が安心かと思います。

含まれているといったはずの祭壇料とございますが、葬儀の仕方には大きく二つあります。

互助会に加入していての互助会施工、互助会に入っていなくての積み上げ式の葬儀とあります。

互助会施工で祭壇料が別途支払い、というは大きな問題です。積み上げ式の場合でしたら、祭壇料が別途支払いというのは普通です。

葬儀には大きく三つ、葬儀代、会食引き出物代、お寺へのお布施等、という別れでお金が発生します。この中で、葬儀代に関してセット料金で追加料金なし、というのが優良な葬儀屋です。

セット料金とは、その料金の中で葬儀のすべてを提供しますということです。

また、サービス料とは葬儀社の業界では、手続き料や人件費のことをさすのですが、これもセット料金に含まれるのがふつうです。

ただし、積み上げ式でしたら別途請求されるでしょう。

問題があります。葬儀社にはサービス料など不鮮明な見積もりの記載をしている際には説明の義務があります。

見積もりは確認させてもらえましたか？見積もりなどの控えにサインをしている場合には請求書での違いを指摘できるかと思います。

この内容を聞いた限りでは、お客様に不信感を抱かせる葬儀社のように思います。

名刺に会館の住所が書かれていないというのは、様々な会館を担当することがあるため、あえて載せていないのかもしれません。

不明瞭なサービス料、見積もり時と違う別途費用については、打ち合わせの際に、丁寧で分かりやすい説明ができておらず、お客様の理解を確認しながら話を進めていなかったのかもしれません。

葬儀の打ち合わせは、お客様も動揺していたり、なかなか話が入ってこないことが多く、そんな中担当者との打ち合わせをすすめ、いざ支払いとなったときに「これは何？」ということも中にはあるようです。

もしまだお時間があるのであれば、事前相談を行い、見積もり内容などについてもしっかり話を聞いておくと、安心してご葬儀を依頼できると思います。

それでも不安で、典礼会館に依頼して大丈夫かと思うようであれば、その他の葬儀社の話を事前相談などで聞いてみるといいです。

なかなか足を運びにくいようであれば、会館でイベントをやっているときに相談したり、家に来てもらって相談することもできますよ。

それぞれの葬儀社の雰囲気や担当者の印象なども、葬儀社を選ぶ際のポイントになるようですので、ご自身にあった雰囲気で納得してご葬儀を依頼できる葬儀社と出会えるといいですね。