家族葬は普通のお葬式より砕けた雰囲気ですか？喪服じゃなくても大丈夫ですか？

家族葬も色々で、お寺さんに来てもらってお経をあげるもの、そういった宗教的セレモニーは無しに家族だけで葬儀にあたる時間を過ごすものもあります。

宗教的セレモニーがあるものは、家族葬でも一般葬でも流れはほとんど同じで、ご焼香の時間が家族だけのため短い、弔電などを読まなくてよい、などで時間的に短縮されます。

宗教的セレモニーがない場合には、家族がどんな事をして故人とお別れする時間を過ごすのか、で砕けた雰囲気になるのかそうではないのかが変わってきます。

服装は喪服が無難ですが、家族内で相談して頂いた上で黒っぽい服装で露出が高くなく、キラキラしていなければ良いと思います。

家族葬は、身内など近しい人と行う葬儀という意味です。

そのため身内しかいないから砕けた雰囲気…というわけでなく、内容は通常のご葬儀と同じで、一般の葬儀より参列者が少なく身内中心の葬儀と考えましょう。

そのため喪服はしっかりご着用くださいね。

30人以下の少人数による葬儀のことを「家族葬」という場合が通例です。
そのため、参列者は近親者のみであるとは限りません。
規模が小さい葬儀とご認識いただければと思います。

葬儀の流れは様々ですが、一般的な葬儀のように、各宗教・宗派の宗教儀礼に基づいて宗教者を招いて通夜を執り行うケースもあれば、宗教者を呼ばずに音楽を流したり、故人の思い出の品々を並べて故人との思い出を語り合うような葬儀もあります。
いずれの場合にも、会食をしたり、故人と最期の時間をゆっくり過ごすことができるのが通常です。

そのため、参列にあたっては、喪服の着用をなさってください。
もし喪服のご用意が難しいようなら、男性の場合はブラックスーツと白いワイシャツで、ネクタイや靴・靴下は黒とします。
女性の場合も黒のワンピースやスーツなどで、靴・ストッキング・バッグなどは黒とします。
ハンカチもできれば白か黒をご用意ください。
無い場合にはグレーや紺などの暗い色で、カラフルなロゴや刺繍などが入っていれば見えないように内側に折りたたんでください。
通常の葬儀としてのマナーでご参列いただければと思います。

正式なお葬式とは「一般葬」のことをおっしゃっているのだと思いますが、一般葬であっても家族葬であっても、基本的な流れ自体は変わりません。流れで変わるのは一般参列者への対応（挨拶など）が無いこと、一般参列者の焼香が無いことくらいです。

式前後は一般葬よりも砕けた雰囲気と言いますか、気心知れた家族のみであれば和やかでアットホームな雰囲気となる場合が多いのですが、通夜や葬儀の式中はあくまで厳粛たる雰囲気であることが一般的です。

服装については無宗教葬であれば喪服でなくても黒い服であれば問題ないと思いますが、お坊さんや牧師さんなど何かしらの宗教者にお越しいただいて家族葬を行うならば通常通り喪服を着用すべきです。