男性用喪服、3万円以下のものでも問題ありませんか？

処分品、セール品や中古などを除けば、２万円前後が一般的な男性用喪服の最低価格帯です。

ご承知かと思いますが、安いものはそれだけ品質が落ちるので、生地が少し見劣りする可能性があります。

それさえ気にしなければ、安い喪服でも問題はありません。喪服に合わせてネクタイやハンカチを揃えるのもお忘れなく。

喪服は生地や作りによって、価格差に大きな差が生じます。
ご予算に合わせたリーズナブルのスーツをご検討される場合、何よりも注目いただきたいのは色です。
葬儀では、光るものを最大限に避け、黒一色にすると覚えておくと良いかもしれません。
ご予算の中でスーツと一緒にご検討いただきたい小物類も含め、以下へご説明申し上げます。

▼スーツ
光沢や艶のない漆黒色のブラックスーツをお求めいただければと思います。
光に反射するような素材は避けてください。

▼靴
エナメル素材などの光沢のある靴は使用しないでください。
また、金具が付いた靴も避けてください。

▼ネクタイ
柄や刺繍の施されていない単色の黒色のものをご使用ください。
光るネクタイピンは使用しないでください。

▼その他 小物
喪服と一緒にご用意を検討いただきたいのは、数珠・ふくさ（お香典を入れる袋）・ハンカチです。
数珠は、男性であれば黒色や茶色が主流です。
ふくさは、黒色・灰色・濃紺・紫色など暗い色です。
また、ハンカチは、白色か黒色です。

以上、どうぞご参考になさって、必要な物をご用意ください。

礼服として着用する黒よりもさらに濃い黒で、光沢などのない漆黒色により近い黒色でしたら、お値段に関係なく喪服として着用しても問題ありません。