友引にお葬式はしないと聞きますが、お通夜はどうですか?

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葬儀の日取りについて質問です。

友引に葬儀はしないと聞きますが、お通夜も友引にはしないものなのでしょうか?

それとも、実際には友引に行ってしまうご家庭もあるのでしょうか?

また仏滅や大安の日はどうなりますか?

普通に生活していると日取りについては気にしないので、あまりピンときません。

日取りに合わせてスケジュールを組むのも簡単ではないですよね?

回答は締め切られました

回答4

アドバイザー写真 影山 理恵
  • 影山理恵
  • 葬儀業界経験者
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  • 2019/12/2
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しきたりとして友引を控える対象は、火葬を行う日となります。

よって、お通夜は友引であっても問題はございません。

多くの火葬場では友引の日が休業であったり、施設設備の点検日として、火葬を行わないようにしています。

しかしながら、首都圏など人口の多い地域では火葬場がたいへん混雑します。

ご遺族がすぐに葬儀を執り行いたいと考えていても、火葬場が空くまで1週間など待たなければならないことも多くあります。

そのため、神奈川県横浜市の火葬場では、早くから混雑を回避する目的で友引の火葬を行い始めました。

友を連れてゆくという言い伝えへの緩和をと、人形と一緒に火葬を行う工夫も行われていますが、火葬場としては混雑の大きな緩和に繋がっています。

友引よりも日程スケジュールを最優先とする方や、友引自体を気にされないご家族も多く見受けられます。

なお、本来、六曜は仏教とは無関係です。

仏事ごとにおいては、火葬時の友引も意識する必要はないのですが、縁起ごとを気にされる場合にも大安や仏滅は気にする必要はございません。
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そもそも友引の由来をご存じでしょうか?

これは六曜の一つで、他に仏滅や大安などがあります。もともとは古代中国で争いや賭け事を占うものとして用いられたもので、日毎に順番が決まっています。

「仏滅」という漢字が使われているので、仏教に関係があると誤解されていますが、本来は全く関係ありません。一説には、「仏滅」はもともと「物滅」と書き、この日に賭け事をすれば負けて物を取られる、という意味だったそうです。

同じように、「友引」ももともとこの漢字であったわけでなく、「共引」で、引き分けという意味でした。「勝」「負」の字が六曜にあるのも、その名残です。これが室町時代に日本に広がり、江戸時代に今日のような形になりました。

当初は現在の月曜日から日曜日までのような曜日(6つの曜日なので六曜)の呼称でしたが、暦(今風で言うとカレンダー)を売るビジネスが発展した江戸時代になって、この六曜は日の吉凶を確認するのに必要な要素であるとして業者が宣伝しました。

「結婚式は大安に」ということが広まれば、いつが大安か書かれた暦が売れるようになります。売り上げアップを狙ったこの販売戦略に、日本人はまんまとはまったわけです。

そして「仏滅」「大安」「友引」など、漢字に絡めた迷信が暦とともに広がり、現在まで伝わっているというわけです。

以上から、「友引」が取るに足らない江戸時代のカレンダー屋の宣伝だということがご理解いただけたと思います。21世紀にもなって、江戸時代のカレンダー販売戦略に振り買わされるのはナンセンスとしか言いようがありません。

もちろん、友引に葬儀をされる方もいますし、お通夜が友引でも何ら問題ありません。仏滅であろうが大安であろうが、同じことです。

お葬式には、「亡くなった方の死を通して、残ったものが生きる意味を問い直す」という意味があります。

つまり、亡くなった方は残った者を導いてくれているわけです。生き方や命の尊厳についての尊い教えに「引かれる」のであれば、むしろいいことだとさえ言えるのではないでしょうか。

故人様を「恐ろしい世界に引きずり込む厄介な存在」と捉えて「友引」に葬儀を避ける発想は、何より故人様に失礼だと言うほかありません。
アドバイザー写真 小川 竜雲
  • 小川竜雲
  • 葬儀業界経験者
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  • 神奈川県
  • 2019/12/2
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一般的に友引の日にお通夜をすることは問題ないとされています。
また、葬儀を友引の日に行ってしまうご家庭もあります。
仏滅や大安の日は、特に葬儀を避けるという慣習はありませんので、気にすることはありません。

ただし「葬儀を友引の日に行ってしまうご家庭もあります。」という点については、友引の日を休場日としている火葬場が多いため、友引の日に葬儀を行おうとしても出来ないという地域もあります。

念のため、友引に関して少し詳しくご説明いたします。

友引、仏滅、大安などのことを六曜と言います。

六曜は現在、日ごとの吉凶を表わす言葉となっています。

六曜は中国が発祥の地とされ、勝負ごとを占う際に使われていた言葉と言われています。

この中で友引は、もともと「共引」と表記され「共に引き分ける」、つまり「勝負がつかない日」であることを示していました。

現代において友引の日に葬儀を避けるべきとされる理由は「故人があの世に、友を引っ張っていく」からということです。

しかし友を引っ張っていくというのは「友引」という漢字表記から連想されて生まれた迷信です。

したがいまして、六曜と葬儀は無関係であり、本来は友引の日であっても通夜はもちろん、葬儀を行って良いのですが、友を引っ張っていくという迷信が広く浸透してしまっており、気にされる方がいらっしゃるため、友引の葬儀が避けておいた方が無難というのが現状です。

ただし若い世代を中心に友引の日に葬儀を避けるという慣習を知らない方も増えていますし、葬儀に対する価値観の変化なども影響して、将来的には友引でも普通に葬儀を行う時代が到来するであろうと思います。
アドバイザー写真
  • 斎藤和美
  • 葬儀業界経験者
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  • 2019/12/2
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友引に葬儀は行いません。でも友引の夜通夜は行います。

ほとんどの葬儀会社は友引に葬儀を行いません。

友引は火葬場がお休みで、葬儀をしても火葬ができない為です。

通夜、葬儀と2日間に渡り行いますので、友引前日の夜お通夜、翌日の友引葬儀は行っていません。

基本的に友引以外でしたらご葬儀は行えます。

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