お葬式で棺に守り刀を入れるのはなぜですか?

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おばあちゃんが亡くなりました。

遺体を棺に入れた時、白い着物を着せて、足袋や草履をはかせますよね。

おばが「あの世への旅支度の姿なのよ」と教えてくれました。

手元には刀も持たせました。
「この刀は何のために持つの?」と聞いたところ、「これは守り刀よ」と言いましたが、何のためのものかは教えてくれませんでした(たぶんわからないのだと思います)。

守り刀はなぜ必要なのでしょうか?

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回答1

アドバイザー写真 影山 理恵
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葬儀・お墓・仏壇、エンディング業界勤務歴20年、影山理恵です。

守り刀は一般的に、故人の冥土のお旅立ちに際して、お守りや厄除けの役割があります。

また、神道のほか、地域性によっては、亡くなった方を穢れ(けがれ)とする考え方があり、守り刀によって生きている方を穢れから守るといった考え方もあります。

中には、故人を穢れから守るという考え方の地域もありますが、これらの由来は、武士が亡くなった時に刀を胸元に置いていたことに遡ります。


守り刀の詳しい意味は、地域の風習をよく知る葬儀社へお尋ねいただくのが最良です。

普段なかなか接することのない葬儀用品の役割を知らないことは決して恥ずかしいことではありません。

特にこの守り刀においては、日本で一番信仰が多いとされる浄土真宗にて用いないほか、地域によって考え方が異なるので、身近でも詳細を知らない方は多いように思います。

地域の習わしを知って繋いでゆくことはたいへん素晴らしいことだと思いますので、疑問を持たれたことはたいへん良い機会のように思います。

遠慮なく葬儀社へご確認いただき、おば様やご家族の皆様へも風習を教えてあげて欲しいなと思います。

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