遺骨をペンダントにするのはNG?ダメな理由を知りたい

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遺骨をペンダントにするのは悪いことですか?妹の旦那さんが震災で亡くなり、納骨しました。

妹は遺骨の一部をペンダントにしたかったようですが、お坊さんに反対されてしまったのです。

遺骨をペンダントにするのは何がいけないのでしょうか?

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回答6

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満足度 3

妹様の旦那様が震災で亡くなられたとのこと、まずは心よりお悔やみ申し上げます。これまで当たり前のように隣にいた方を失う悲しみは、大変深いものであると思います。

その上、震災後の大変な生活をしながら、身近な方の死を乗り越えねばならず、言葉にできないほど、非常におつらい日々であったのではないかとお察しします。

そのような中で、できるだけ近くに旦那様に居て欲しい、という妹様のお気持ちは、むしろ当然ではないかと思います。

これについて、良し悪しを論じる権利は誰にもありません。「亡き旦那様にいつも側にいて欲しい」というお気持ちは、妹様の心の中の大切な思いですので、決して否定いたしません。

その上で、お坊さんがどうして反対されたかを考えてみますと、ペンダントにすることで、妹様のご遺骨に対する執着が強くなってしまい、旦那様の死を克服できなくなることを懸念されているのではないかと推測します。

つまり、お坊さんは「いつも自分のそばにいて欲しい」という、妹様のお気持ちまで否定するつもりは無いのだと思います。

一方で、妹様、そして恐らくは妹様を見守るご質問者様も、ご遺骨をペンダントにすることによって、旦那様に妹様のそばにいて欲しいと考えていたのに、反対されたので、お坊さんに「いつも一緒にいたい」という気持ちまで、否定されたように感じておられるのではないでしょうか。

ちょっと観点を変えて、仏様になられた旦那様の目線で考えてみましょう。故人様は自分のご遺骨を持っていてくれと願っておられるのではなく、自分の分もしっかりと生きて欲しい、自分の死を通じていのちの大切さに気づいて欲しい、と妹様に対して願っておられます。

「亡骸(なきがら)」という言葉があるように、ご遺骨は故人様がかつて生きた肉体の抜け殻でしかありません。

もちろん、ご遺族にとっては大切な故人様の形見です。では、故人様は死んで骨になったのでしょうか?人間は死ねば、ただの骨なのでしょうか?

いいえ、違います。妹様のそばで、「自分の分もしっかりと生きて欲しい」「自分の死を通じていのちの大切さに気づいて欲しい」と願っておられる仏様になられたのです。

故人様の願いに耳を傾ける時、そばにいてくれている本当の故人様を感じることができます。

そばで妹様の幸せを願ってくれている故人様。その時に感じる故人様とのつながりは、ペンダントをつけることで感じるつながりとは比べものにならないくらい強いものです。

おそらく、ペンダントになったご遺骨を眺めている妹様をご覧になったとしたら、故人様は「そっちじゃないよ。

こっちを向いて、この願いを聞いて。いつもそばで願っているんだから」と残念そうにおっしゃるでしょう。

「それでもペンダントが必要ですか?」とお坊さんはおっしゃりたかったのではないでしょうか。
アドバイザー写真 影山 理恵
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ご主人様を手元供養したいという妹様のお気持ちについて、深くご察し申し上げます。

結論から申し上げますと、遺骨にペンダントとすることは、法律として何ら問題のないことです。

しかしながら、ご住職のおっしゃる反対の意図も分からなくはありません。

ご住職にとってご遺骨は、土に還すものという考え方をお持ちなのではないでしょうか。

墓地を所有のお寺様であれば、よりそのお気持ちが強いものなのではないかと思います。

また、一般の方でも、ペンダントなど紛失する可能性のあるものにしてしまうことを反対される方がいるのも事実です。

購入を検討される女性の立場でも、いつまでもずっと同じ一つのアクセサリーを身に着けられるかどうかと迷う方も多いです。

もし上記のようなことに懸念される問題があるとすれば、ご住職の反対はとても有難いお言葉です。

アクセサリー以外にも、ご自宅で手軽にご供養のできる素敵な供養用品は多く販売されています。

ご自宅なら、大切なお骨も紛失することはありません。

既にご納骨済でいらっしゃるとのことなので、妹様は諦めてしまったのかなと想定いたしますが、もし機会があれば妹様がご自宅で供養するための分骨をご提案いただいてはいかがでしょうか。

ご自宅で大切にお祀りしたいという気持ちをご住職にしっかりと説明することができたら、ご理解を得られるのではないかと思います。妹様へどうぞお伝えくださいませ。
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最近では、亡くなった方のご遺骨をペンダントにしたり、小瓶に詰めてお守り代わりに持つ人も増えてきました。

お坊さんが反対された理由は、こういうことだと思われます。生前の人の体は一つであるのだから、その魂も分けてはいけないということです。

つまり、亡くなった方の魂を分けることは、魂のよりどころが分かれて、魂が安らげないということです。

地域差はありますが、分骨に否定的な地域や宗派があるのはそのためです。もう一つは、あなたが亡くなったあとのことです。

あなたが大切にしていたお骨の入った品を、子供さんがいたとして、きちんとした手順を踏んで、お墓に戻すことができるでしょうか。

たいていの場合は、処分に困ってお寺に相談されることが多いためです。遺骨をペンダントにして身に着けることは、いけないことではないですが、あとあとの事も良く考えて、なさったほうがよろしいと思います。
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いけないことでも、悪いことでもないですよ。

古くから、どの宗教でも分骨供養はおこなわれてきたことなので、間違いではないです。

お年を召したお寺のご住職の中には、ご遺骨をお墓に入れずに散骨したり、手元供養で残しておくことに反対する方もいらっしゃることは聞いたことがあります。

故人のご遺骨を手元に残しておくことで、悲しみを断ち切れない・故人が浮かばれない・未練が残ると言った理由で『とんでもないことだ』と、おっしゃる様ですが、ご遺骨をペンダントに変えることが宗教的理由でしてはいけないことではありません。

亡くなった方は、いつでも遺された家族の事を気にかけて、見守ってくれていると言います。形を変えて手元に残すことも、肌身離さず身に着けておくことも立派な供養の形です。
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  • 麻生 浩平
  • 弁護士・税理士・行政書士
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  • 未登録
  • 2019/10/24
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遺骨に対する考え方は人それぞれですが、お坊さんによっては「遺骨と言えども五体一緒に納骨するべき」と、分骨やペンダントにすることを忌避する考え方の人もいます。

ですが、亡くなった人とずっと一緒にいたいという遺族の気持ちももちろん大事にされるべきことです。

お坊さんが反対するような場合でも、率直に遺族としての気持ちを伝えることで理解してもらえる場合もあります。

そもそもお坊さんが反対したから自分た後の望む供養の方法ができないのがおかしいのかもしれませんが。
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悪いことではありません。むしろご主人のことを想い続けていらっしゃる素晴らしいお考えです。

お釈迦様のご遺骨の一部も、名古屋市の日泰寺に納められているので、どういう理屈でそのお坊さんが反対したのか理解に苦しみます。

キリスト教のカトリックではキリストや聖母マリアの遺骨や形見を聖遺物として分け持たれているので、異教徒の習慣とでも思われてしまったのでしょうか。

せびペンダントで肌身離さず、常に一緒にいたいというお気持ちはとても理解できます。

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