お坊さんにお願いする戒名代は値切り交渉できるのでしょうか?

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父が亡くなったので、これからお葬式をします。しかし、お金がないので、費用を切り詰めなければなりません。

例えば、お坊さんにお願いする戒名代は、値切り交渉ができるのでしょうか?

亡くなった父も、私たちも、戒名のランク?に特にこだわりはありません。

ある程度できるとすれば、どのようにお願いすればいいのでしょうか?

回答は締め切られました

回答5

アドバイザー写真 小川 竜雲
  • 小川竜雲
  • 葬儀業界経験者
  • 1
  • 神奈川県
  • 2020/1/29
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まず本来、お布施に値段はありませんので「値切り」という言葉は不適切です。

「お布施ですが、いかほどお包みすれば良い物でしょうか。」とお聞きしてみましょう。その回答が自分の予算を超える金額であれば「正直なところ〇〇万円程度しかご用意が出来ないのですがいかがなものでしょうか。」と更にお聞きするのが良いと思います。

お坊さんによっては少ない金額でも通常通り丁寧に葬儀を行ってくださる方もいらっしゃいます。
ごく一般的な戒名を頂いた場合の葬儀におけるお布施の相場は30万円~40万円ですが、過去に私が担当した葬儀では、金銭的に厳しい状況にある喪主宅の事情を鑑みて5万円のお布施で通夜、葬儀式告別式と普通に葬儀を行ってくださったお坊さんもいらっしゃいました。

もともとお布施は、自身が悟りを開く為に行う修行のひとつです。この「お布施」という修行は、簡単な言い方をすれば「誰かの利益になることの為に何かをして差し上げること」です。お布施という修行のことを「布施行(ふせぎょう)」と言いい、色々な種類があるのですが、金品を施し与えることを特に「財施(ざいせ)」と言います。お坊さんにお渡しするお布施は、この財施にあたるものです。したがいまして布施は本来であれば読経や戒名への対価ではなく、自分の為に行うものです。自分のために行うものである為、「読経料」や「葬儀代」や「戒名料」といった言葉に対して否定的な考え方を持っている寺院も多数あります。
アドバイザー写真 奥山 晶子
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葬儀業界で2年間働いた後、葬儀や墓にまつわるライターとして活動している奥山と申します。
お父様が亡くなられたとのこと、大変ご愁傷様でした。
人が亡くなると、費用面で大変なことが増えますよね。

お布施の値切り交渉ができるかどうかについては、お寺によるということしか言えません。
「お布施はお気持ちでいいですよ」と言ってくれるご住職もいれば、
ランクによって厳密な料金表を準備しているお寺もあります。

ただ、ひとつだけアドバイスできるとすれば、
「この金額で戒名をお願いしたいです。
ランクなどは問いません」
と、ご住職にあらかじめお伝えするのが、トラブルを回避するひとつの方法です。
ご住職から金額を提示されるよりも先に、切り出してしまいましょう。

ご先祖様より戒名のランクを下げると、年配のご親族から何か言われる可能性もあります。
あらかじめ懐事情についてご親族に伝えておくか、何を言われても動じないと、心に決めておきましょう。


また、とくに菩提寺がないのであれば、仏教によるお葬式をせずに、無宗教葬を行うという選択肢も可能です。
無宗教葬でしたら、お坊さんを呼ばないため、お布施は発生しません。戒名について悩む必要もなくなります。
ただし、菩提寺があるにもかかわらず、無宗教葬を選んでしまうと、のちに納骨するときお寺側とトラブルになってしまうことが予想されます。
気をつけましょう。
アドバイザー写真
  • 笹みのり
  • 葬儀業界経験者
  • 7
  • 未登録
  • 2020/1/29
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戒名は基本的に、院号(戒名の位・ランク)で相場が決まっており、基本的に値切り交渉という概念はないですし、失礼に当たります。

しかし価格はお寺や宗派によってことなるので、まずはお寺に価格の確認をしましょう。どうしても金銭面が厳しい場合は、素直に「いまはこのくらいの金額しかお納めできない」と相談してみてください。
アドバイザー写真 影山 理恵
  • 影山理恵
  • 葬儀業界経験者
  • 2
  • 未登録
  • 2020/1/29
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お付き合いのあるお寺様でしたら、ご予算について一度ご相談なさってみてはいかがでしょうか。
戒名はお寺様によって、おおよそ3万円から100万円以上することもあり、たいへん幅が広いため、ランクに応じて交渉することは可能です。
しかしながら、ご先祖様より代々お世話になっていらっしゃる菩提寺様だとすればご親戚の方へも失礼にあたってしまうので、くれぐれもご留意ください。

なお、お寺様や戒名のランクにこだわりがなければ、戒名は2万円ぐらいから授かることが可能です。
また、それでもご予算として難しい場合には、戒名を付けること自体を見直すことも一理です。
いわゆる無宗教の方々の仏事ごとの方式となりますが、お位牌やお墓の彫刻においては戒名を用いずに「俗名」といって、生前のお名前でご用意することも可能です。
また、四十九日や一周忌、三回忌と、今後もご法要においてはお布施のお支払いが必要となり、都度少なくとも3万円ぐらいのお布施が必要となります。
信仰やお寺様とのお付き合いを重んじるには出費が必要となりますことをお含みおきいただき、この度の戒名のご検討にあたって、ご家族やご親戚の方々と仏事ごとについての考え方をご相談なさってみてはいかがでしょうか。
アドバイザー写真
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残念ながら、戒名代を値切ることはできません。しかし、金額を抑えることは可能です。
戒名代は、主に性別や年齢、社会的地位や信仰の深さで決まる「位号」で決まります。

成人男性の位号は下の位から「信士」「居士」「院信士」「院居士」で、相場は信士で30?50万円、院居士で100万円以上となります。なので、位号を下げることで戒名代を抑えることはできますね。ただし、宗派によって位号が異なるので、どのような位号があるか菩提寺に確認をしてください。

また、最近では戒名をつけずに生前のお名前をそのまま使用する「俗名」という選択も増えています。この場合、僧侶が戒名をつけないので戒名代が発生しないケースがほとんどです。なお、俗名のお位牌は、生前のお名前が山田太郎さんの場合は「山田太郎之霊位」となります。

これからお父様があの世で使う大切なお名前です。しっかり菩提寺とお話しすることをおすすめします。

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