グリーフケアとは何でしょうか？お金もかかりますか？

葬儀業界で2年間働いた後、葬儀や墓にまつわるライターとして活動している奥山と申します。
旦那様を亡くし、とても辛い思いをされているのですね。

グリーフケアとは、Grief（悲嘆）をケアするという意味で、大事な人を失って悲しんでいる人に寄り添い、癒すことです。
お金がかかるかどうかに回答するのは、少し難しいです。
というのも、グリーフケアについて学んでいる人は、葬儀者をはじめ、医師や看護師、緩和ケア担当者、僧侶など多岐にわたりますが、
多くはお客さんや患者さんの家族の心のケアをするために＋αで獲得する知識と捉えられていて、
グリーフケア単体でサービスを行ってくれるところは、なかなか見当たらないからです。
ただ一つ、ハッキリしているのは、グリーフケアを身につけた心理カウンセラーによるカウンセリングであれば、確実にグリーフケアを受けられますが、カウンセリング料がかかるということです。

以下、ピアニッシモさんがグリーフケアを受けられる可能性がある場所についてまとめます。

① グリーフケアの知識を身につけた心理カウンセラーによるカウンセリング（有料）
② グリーフケア団体（支援協会やNPO法人）による電話や対面での相談（有料もしくは無料）
③ 葬儀を行った葬儀社のアフターケアサービス（有料もしくは無料。行っているかどうかは、葬儀社による）

提案できることが少なくて心苦しいですが、少しでもピアニッシモさんが心穏やかに過ごされますよう、お祈りしています。

最愛の方を失った哀しみは非常に大きいことと存じ上げます。

グリーフケアとは、遺族が受けた喪失感などからくる心身の回復のサポートのことをいいます。

近年では専門機関も設立され、病院や葬儀社などを介してご遺族へのサポートの大切さは徐々に浸透してきています。

しかしながら、確立された専門サービスとしてカウンセリング料金や効果を公開しているような機関はあいにくまだございません。

現状においてはグリーフケア外来や心療内科のある病院へのご相談が最良のように思います。

一方で、同じような境遇の方におかれましてはSNSなどを介して、共感できる仲間や、同じ境遇の方への支えになりながら日常を過ごしている方の姿も見受けられます。

ぽっかりと空いてしまった心の隙間を趣味づくりで埋めようと模索されている方も多いようです。

ご相談者様におかれましては、平常な日常生活を取り戻し、生き甲斐を見出だすことが現時点ではとても大きな目標だと思われますが、少しでも誰かに胸の内をお話することで癒されるようお祈り申し上げます。