永代供養とは、無縁仏になるという意味ですか?

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40代のサラリーマンです。

永代供養墓について質問です。

永代供養ってどういうお墓なんんですか?

「管理費が払われなくなり、継承者が不在なら合祀します」と書かれていますが、合祀するというのは、無縁仏のお墓に入れられるということなのでしょうか?

無縁仏をお寺や霊園が供養してくれることが、「永代供養」なのでしょうか?

回答は締め切られました

回答3

アドバイザー写真 奥山 晶子
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葬儀業界で2年間働いた後、葬儀や墓にまつわるライターとして活動している奥山と申します。
永代供養墓は最近になって注目されてきたお墓なので、いろいろな情報があり、ごうちゃんさんの疑問もごもっともだと思います。

永代供養とは、家族ではなく、霊園の管理運営側が「永代にわたって」管理・供養してくれるお墓のシステムを指します。
「永代にわたって」とは、「霊園が存在する限りの間」という意味です。
無縁仏とは、誰も管理供養してくれる人がいないお墓のことを指しますので、
永代供養を選ぶということは、無縁仏になるという意味にはなりません。

もしかしたら、ごうちゃんさんにとって、合祀される先となる「供養塔」や「合祀墓」、「合葬墓」と呼ばれるお墓は、「誰も供養してくれる人のいない、無縁仏が入るお墓」という印象があるのかもしれませんね。
かつて、供養塔や合祀墓には、そのようなイメージを持つ人が多かったのは事実です。
実際に、身寄りのない人が葬られるお墓として知られてきました。
でも、最近では、「子どもたちがお墓を守るという重責から解放される、後継ぎ不要なお墓」として、肯定的にとらえる人が増えています。

管理する人が誰もいなくなって、草ボーボー、墓石は割れてしまい、お盆もお彼岸もお参りされない……そんな「無縁仏」となるよりは、
お寺や霊園によってしっかり管理され、お彼岸やお盆には合同で供養祭も行ってもらえて、たま~に家族もお参りに来てくれる「供養塔」や「合祀墓」のほうがいい。
そんな考えから、永代供養を望まれる人が増えているのが現状です。

永代供養には、最初から供養塔などへ合祀されるシステムもあれば、
契約年数の間は個別に墓を設けるなどしてお参りできる形にし、契約年数が過ぎたら合祀されるシステムもあります。
もし、永代供養をご検討されるのであれば、希望のシステムをとってくれる霊園を探しましょう。
アドバイザー写真
  • 麻生 浩平
  • 弁護士・税理士・行政書士
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  • 未登録
  • 2019/12/23
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「永代供養」とは、一般的に「定められた年数の間、寺院が責任をもって遺骨の管理を行ってくれる」ことを意味します。

その年数の間、納骨棚などの納骨スペース(寺院によって形式は様々)に遺骨を安置してくれ、お盆や彼岸などに定期的な供養を行ってくれます。

もし、管理費の支払いなど、使用者が課せられた義務を履行しない場合には寺院の判断で、別の場所に埋葬される場合があります。

この「別の場所」というのが「合祀」にあたります。不特定多数の人たちと一緒に納骨され、その後は定期的な供養などは一切行われません。

合祀は、寺院の境内や寺院が運営する霊園の一画に専用の合祀墓を設けて行われる場合が多いです。
アドバイザー写真 影山 理恵
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葬儀・お墓・仏壇、エンディング業界勤務歴20年、影山理恵です。

「管理費が払われなくなり、継承者が不在なら合祀します」という文章の意味についてですが、一般的には埋葬方法のことを示しています。
たとえば以下のとおりです。

【管理費をお支払いしている期間】
骨壷で埋葬や安置を行う
↓↓↓
【管理費が支払えなくなった場合】
骨壷からご遺骨を出して他の方々と埋葬


なお、「永代供養」とは、お寺や霊園などが永代に亘って供養や管理を行ってくれる仕組みのことをいいます。

一方で、「無縁仏」とは、お参りや供養をしてもらえなくなって放置されているお墓です。

手入れがなされず草が生えたり、苔が生えたりした無縁仏は、周囲のお墓に迷惑をかけたり、お参りに来る方々への印象も悪くなるほか、お寺や霊園にとっては運営に関わる管理費の収入が得られないことになると、経営にも影響してしまいます。
そのため、一般的にお寺や霊園で無縁仏となった場合には永代供養墓へ合祀を行って供養や管理をしているという流れです。

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