世の中の後妻は、どこのお墓に入っているのですか?

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50代になる主婦です。

私は後妻で、夫の家のお墓にはすでに先妻さんが入っています。

夫は「君も一緒の墓に入ればいい」と言うのですが、私は先妻さんと一緒はどうかなと思っています。

私は無縁仏になってもいいと思っていたので、亡くなってからは夫と一緒でなくても構いません。

世の中の後妻さんは、どのお墓に入っているのですか?

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回答3

アドバイザー写真 小川 竜雲
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業界歴約20年、葬祭ディレクターの小川竜雲と申します。

「世の中の後妻さんは、どのお墓に入っているのですか?」というご質問ですが、法律に反しない限り、どのようにするかは人それぞれであり、実際のところ対応方法は様々のようです。

私が過去にお手伝いした葬儀のご家族や、見聞きした範囲では次のように対応された方がいらっしゃいました。

・先妻の眠るお墓に一緒に後妻も納骨された。
・後妻は散骨をし、御骨の一部のみ夫が手元供養されて、最終的には先妻の納骨されているお墓に夫と一緒に入ることになった。
・後妻と夫のみのために新たに墓を建てた。
・別にお墓を立てて、夫の死後は、夫の遺骨を分骨して、先妻が眠る墓、後妻が眠る墓にそれぞれ納骨した。
・後妻は、後妻の実家のお墓に納骨してもらった。

お墓や供養は長期的な視点で考えることも大事です。
ご質問者様や旦那様の死後の対応を行う方がいらっしゃれば、その方の考えもお聞きすると良いのではないでしょうか。
「こうしなければならない」ということはありませんので、まずは旦那様にご質問者様の御心の内を伝えて、充分に話し合っていただくことが必要だと思います。

ご質問者様にとって良い形で話がまとまりますことをお祈りしております。
アドバイザー写真
  • 麻生 浩平
  • 弁護士・税理士・行政書士
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  • 未登録
  • 2019/12/23
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ご質問の件については、考え方は人それぞれというのがお答えになるかともいます。

後妻だから絶対に別の墓、などと法律や宗教的な習わしで決まっているわけでもないのです。

私が実際に相談を受けたケースの場合は、病死された前妻のお墓を別に設け、再婚された後妻と一緒に納骨を希望される相談者もいらっしゃいました。

また、別のケースでは先祖代々のお墓にみんな一緒に納骨されることを選んだ相談者もいらっしゃいました。

後妻さんだからかならずここ!という考え方はありませんが、まずはご自身のお気持ちをご主人にお伝えすることから始められてはいかがでしょうか。
アドバイザー写真 奥山 晶子
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葬儀業界で2年間働いた後、葬儀や墓にまつわるライターとして活動している奥山と申します。
先妻さんと同じお墓はちょっと……というミストレスさんのお気持ちは、大事にされたほうがいいと感じます。

世の中の後妻さんが、自分の納骨先について選ばれる道はさまざまだと思います。
また、ライターとして取材を進めていると、最近では、後妻かどうかにかかわらず、「夫と一緒のお墓はイヤ」という女性を多く見かけます。
よくよく話を聞いてみると、
「夫が嫌いだから、夫と一緒のお墓はイヤ」というより、
「会ったことも、一緒に暮らしたこともないご先祖と一緒のお墓には抵抗がある」という意見が多いのです。
ミストレスさんも、そういった気持ちについては、思い当たるところがあるのではないでしょうか。

もし、本当に「夫と同じお墓でなくてもよい」という気持ちが強くなったら、次のような選択肢はいかがでしょう。
お子さんや兄弟など、「自分が亡くなったら、お墓参りをしてくれる人」に相談しながら決めるのがおすすめです。

・合祀墓、合葬墓
骨壺から遺骨をあけ、不特定多数の遺骨と一緒に、大きなお墓に埋葬する弔い方です。

・樹木葬
樹木葬の多くは永代供養で、一人だけでお墓に入る人も少なくありません。
永代供養とは、お墓の管理や供養を、家族ではなく霊園管理者など運営側が行ってくれるお墓の形です。
残された人にお墓掃除やお参りの面倒をかけないで済むため、一人だけでお墓に入りたい人のほか、身寄りのない人達にも注目されています。

・散骨
海や川、山などへ遺骨を撒く弔い方です。
散骨業者に依頼するのが一般的です。

・納骨堂
屋内施設にたくさんの骨壺が収容されているのが納骨堂です。
家族用のほか、おひとりさま用のスペースも販売されています。

以上、いろんな選択肢があります。
ミストレスさんは無縁仏になってもいいということでしたが、あえて提案してみました。
参考になれば幸いです。

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