創価学会の友人葬とは、どんな葬儀ですか?

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創価学会の友人葬とはどんなものでしょうか?

私の祖母は創価学会員で、「自分が死んだら、創価学会の友人葬で葬式をしてくれ」と言っています。

ただし我が家には祖母以外に創価学会の信者はいないので、どんな葬式になるのかさっぱりわかりません。

祖母の願いは聞いてあげたいと思いますが、普通の仏教のお葬式との違いはどんな点でしょうか。

式の内容やお布施などで注意するべき点があったら教えてください。

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回答2

アドバイザー写真 小川 竜雲
  • 小川 竜雲
  • 葬儀業界経験者
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  • 神奈川県
  • 2020/3/31
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業界歴約20年、葬祭ディレクターの小川竜雲と申します。

創価学会の友人葬がどのようなものなのかというご質問ですね。

友人葬という言葉は創価学会でのみ使われますが、一般的な葬儀と流れ自体は大差ありません。

友人葬の主な特徴を挙げてみます。

・仏教ではありますが、お坊さんは来ません。
 創価学会において、各地区でリーダー的な存在の人が創価学会の仲間を代表してお坊さんの役割を担います。
 お坊さんの役割を担う人のことを儀典長(ぎてんちょう)と言います。
 儀典長に御布施や御礼をお渡しすることはありません。

・創価学会の仲間の方々も一緒に読経を行います。
 儀典長の司式のもと、参列した創価学会の仲間の方々も一緒に読経されますので、初めて友人葬に接するのであれば、もしかしたらその迫力に驚かれるかもしれません。

・戒名はつきません。
 位牌は用意しますが、位牌には生前のお名前が記されます。

・供物の中心は樒(しきみ)です。
 樒は常緑樹で、花も咲きますが花をお供えするのではなく濃い緑色をした葉が主体です。

・線香は寝かせて手向けます。
 線香は香炉に挿して立てるのではなく、火の着いた先を左に向けて寝かせます。

以上が友人葬の主な特徴であり、他の仏教各宗派とは異なる点です。

御家族には、ご祖母様しか創価学会員の方がいらっしゃらないようですので、ご祖母様に万が一のことがあったときは、創価学会の誰に連絡をしたら良いのかご祖母様に確認をしておいた方が良いでしょう。

葬儀社にとって友人葬は特に珍しい葬儀形態というわけではありませんから、もしものときは葬儀社の案内に沿って物事を進めて頂ければ大丈夫だと思います。

以上、ご質問者様の参考になれば幸いでございます。
アドバイザー写真
  • 麻生 浩平
  • 弁護士・税理士・行政書士
  • 4
  • 未登録
  • 2020/1/6
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創価学会における友人葬とは、日ごろ付き合っていた創価学会の地区支部の会員各位の中でも、特にご縁のあった人々を「友人」としてお招きするスタイルです。

また、創価学会には僧侶ではなく、学会の支部長など団体の指導的立場にある方が読経をします。ちなみに創価学会は日蓮宗の流れを汲みますので「南無妙法蓮華経」を唱えます。

あと、実際に私が参列した葬儀では、式の最中に故人の思い出を司会者が語ったり、語りに合わせてプロジェクターで写真を映写するなど、生前の故人の生き方などを振り返り、思い出を共有する機会もありました。

式の最後になると、家族など濃い身内が故人の好物を供え、参列者が1本ずつ献花を行うことが一般的で、参列者向けの焼香は割愛されることもあります。

なお、お布施については「御霊前」「御供」などの呼称で、黒白熨斗袋でお納めしても問題ありません。

はじめて参列されると驚かれることもあるかもしれませんが、故人が信心されていたのですから、いざ葬儀となった際には、葬儀会社の方などともご相談されて実現の可否をご検討になられてみてはいかがでしょうか。

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